弱者男性の唄

辞世の句を毎日お届けするなど

1663戦目「なぜ俺は自爆ミュウツーに勝てなかったのか」

第6回関東4thGSの興奮冷めやらぬ中、仕事もそこそこにGSに思いを馳せ本文を紡いでいます
何分初めてこういう集まりに混ぜてもらいまして… 想像の7兆倍楽しくて余韻に浸ったまま社会復帰出来ていません

結果としては大きく勝つことはできませんでしたが、手応えと課題を持ち帰りました  特に会場(の中でさらに区切られた好きな惣菜発表ドラゴンブロック)を騒然とさせた新型ホークツーについては想定がかなり甘く、後日様々な計算とシミュレーションを重ねました。今回は思考の過程と結論の忘備録です。

PTは昨日の通りですが、他の方の記事を読み明らかに自分の書き方がダメだったので書き直します 計算が間違っていたらそっと御指摘ください

〇事前準備での想定と実際の状況について

・4thGSを嗜むにあたって、然るべき語彙で検索を掛ければ出てくる文献からムクホークの存在感は把握する事が出来た '10当時のノオツーの現代版として先発にミュウツー+スカーフムクホークを繰り出し、威嚇で相手の素早さを把握する

スカーフホークは蜻蛉返りでユキノオーへ交代し、ミュウツーは後出しの天候に合わせて吹雪を押す 後発の片方はディアルガ

→珠を持たせても少し足りないミュウツーの火力を蜻蛉やブレバでアシストし、吹雪ビートダウンを遂行する という具合の定跡

・上記に対するこちらの回答は初手で威嚇を受けたグラードンを引きホウオウを投下する クレセリアミュウツーへ電磁波 そのままノオー出しで吹雪かれてもディアルガが出てきても次ターンは身代わり+光の壁で盤面形成を行う ミュウツーが吹雪で突っ張る場合はホウオウの身代わりが残り有利対面。ノオーは引くか守る可能性が高く、吹雪でも悪くはない

ミュウツーがアルミホイル巻き(=ラム)で5G思考盗聴攻撃を防がれると寒いが、珠でないと【敵】は倒せないのでラムは似非科学とする
ディアルガでなくカイオーガが裏にいる場合は少し困るが、こちらは麻痺を入れながらホウオウ引きルンパッパで対応とする

・当日は好きな惣菜発表ドラゴンブロックの10人の中にホークツー及びそれに準ずる構築が4人いた しかし、こちらの想定に反してミュウツーからは挑発が飛んでくる。機能不全のクレセリアを引くとミュウツーは自爆
 GSの神の気紛れによって会場の自爆ミュウツーの75%、KP5のムクホークの60%が好惣発ド組に固まっていたのであった(あーあー)

・事前調査で自爆ミュウツーが理論上アツい事、挑発や蹴手繰りを持っていることは知っていたが、個体調達のハードルや奇怪過ぎるビジュアルから久しぶりの大舞台で投入される可能性は低いのではないかという楽観的思考を持っていた。1回戦の自爆ミュウツーが色違いであったことからも挑発を撃たれてなお自爆である可能性の考慮を対応へ移せなかった。
→北米NNの隣にいる日NNのミュウツーの自爆っぽさは色違いである事オオスバメの面白さで中和された  以降次々と現れる新型ホークツーにも上記通りの作戦で動き、毎回ホウオウとグラードンが爆死したのであった。(特にホウオウは平均享年1.5ターン)

 

自己批判と内省~当時の最善策は何だったのか~

5回戦でクレセ引きホウオウとグラードンが本日2回目の被爆で倒れた時、相手の方から気になる発言を頂いた
「自爆がホウオウの急所に当たってラッキーでした この火力だと耐えられてしまうので」
その場では如何様にも出来なかったが、自分のダメージ感覚ではホウオウは死ぬだろうと感じていた そして、ホウオウが倒れると次の爆風はシングルダメージとなり当然グラードンも倒れる。急所が関係ないならばこのクレセ引きは悪手ではないか?

その時はあまり深く考えていなかったが、そもそもグラクレセはA187グロスのダブル爆発耐えをお互いに施してある  グロスの爆発の火力指数は70125、珠ミュウツーの自爆は70980とほぼ同じだ  実際に計算してみると、グラードンクレセリア両者が自爆を耐えることが分かる。

ちなみにHPが16nのB4振りホウオウはダブル珠自爆を耐えることができない。クレセを引いてグラより早いホウオウを出すとまずホウオウが倒れ、連鎖的にグラも死んでしまう。
→珠ミュウツーで計算しているので、仮にアルミホイルミュウツーだった場合は整合性が取れており、相手が出鱈目なわけではない(無振りカイオーガが乱数と仰っていたためラム持ちが濃厚である)

→実際にはクレセ方向に蜻蛉が飛んでくるため、爆発で死んでしまう クレセ引きホウオウは蜻蛉のダメージをカットする意図もあった気がする
→→5回戦では初手で守ったグラに蜻蛉が飛んできたので初ターンは交代されなかった  相手の後発はヌケニンカイオーガで、仮にグラクレセが生きていても不利ではあったがもう少し良い形で継戦できたと感じた

 

8回戦でもホークツーと当たり、性懲りも無く蜻蛉から自爆と万金ムーブを許している
この時はホウオウへ引かず2体で突っ張るという成長を見せているが、蜻蛉がクレセに当たっているためどのみち泡沫に帰している

蜻蛉の先はゲンガーで、ミュウツーの自爆に合わせて身代わりを貼られ、以降の立ち回りも非常に悪かった  自爆後の焦土にはホウオウルンパッパ、相手には身代わりを維持したゲンガーとカイオーガと並んでいる  流石にゲンガーが爆発する可能性はしっかりと脳裏に刻まれていたが、身代わりが残っている以上両守るで様子見はリスクが大きい


そもそも裏に万全のホークがいる時点でゲンガー暴発から詰める筋は残っていないのでオーガへ猫、ゲンガーへブレバと動いたところ、案の定上から爆発され、ルンパッパはともかくホウオウまで吹き飛んだ  嘘… だろ……?
→というか身代わりを盾に約束された大爆発を押してくると考える方が自然だったな と後から思いました 爆発超えるバリューの小細工ないし

こちらについても計算を行うと、ルンパ(ダブルダメージ)ホウオウ(シングルダメージ)のどちらも普通に倒れ得ると分かった こりゃ勝たんわ


物理ゲンガーの火力は全く想定しておらず、理外と感じるのもまぁ不思議ではないと納得するしかない  後ほど確認した情報ではこのホークツーはここまでの予選5-1、別ブロックでも6-0を記録しており、みんなハメられていて安心した。


続く最終戦もホークツーが出てきて、いよいよこの環境はオオスバメムクホークから違法な資金提供を受けた人間が仕事もせずに3世代乱数だけして暮らしているのではないか? と泣きながら新幹線で新潟へ帰りたくなっていた。往復で18000円と宿泊費を払ってひたすらホークツーに爆破される男…


こちらとしてはもう予選突破の目も打つ手もなく、これで自爆されたらそれはそれで面白いからな~と5G電磁波攻撃botとしてデータを無視して動いた

しかしこの試合だけは正常ホークツーで、結果として吹雪の中ホウオウが仁王立ちして勝ちを拾うことができた  相手のここまでのスコアは6-2で、此方が勝ったことで予選を抜けられなかった 自分はとにかく必死だったため、行儀よく戦っていたか心配である(最初絶望してたくせにノオー出てきた途端ウキウキ元気になったのは普通に無礼) 

 

〇時を戻そう(※ディアルガだけに)

今回使用したグラクレセホウオウルンパはグラードンとホウオウを使うと決めた時点でカイオーガにマジレスされることだけは防ぎたいと構成(@1にルンパ)や立ち回りを固めていった 爆発は本命グロス、時点カビゴンや追い風ドーブル(大穴にハリーセン等)と想定しており、クレセリアがダブル爆発を耐える以上、隣は守るで凌ぎながら電磁波を撒き、被爆後は倒れる直前に手助けを押して散る予定だった


挑発からの蜻蛉+自爆という形で崩壊するのは想定外の痛打で、その威力は鬼殺しに等しかった

 

もし自分が自爆ミュウツーのシェアが10%あると知っていたならばどうするべきだっただろうか


まずホウオウの枠を考え直し、同じ役割で運用できる残飯みがまもディアルガを起用できたと思う
挑発されたクレセの引き先をディアとするならば、自爆されてもディアグラどちらも生存可能なためゲームが続くし、カイオーガに対しても晴れ下ならば受けが成立していそうに感じる(要検証)

 

ルンパッパについても対カイオーガと、光の壁を活かしてディアパルへの居座る役割としては作戦通り動かす事が出来たが、必然的に裏に戻るムクホークオオスバメにビビり散らかし縛られっぱなしな事やユキノオー相手に何もしない事の方が問題となった
ディアルガと併せてバンギラスを起用することで自爆にリスクを与えながら取り巻きを攻略出来たのではないか
→ホークツーへの過剰な恐怖からガンメタを施すと結局他に勝たないため、数値の高い上記2匹を使うことはスマートに見える
→こうなると後発が蹴手繰りやインファイトに弱いが、引いたクレセで受けに行くサイクルが美しそう(要検証)

 

ここまで来るとグラードン地震がかなり窮屈に感じてしまう 断崖の剣を夢想しながらいっそパーティを変えた方が良さそうだと気づいてしまった
新しい後発も中速気味なので引き続き電磁波をテーマとして、既知未知問わずコンビネーションのテストを行うなどしたい

 

〇結論

4thGSは人権のあるキャラクターが他の環境に比べてかなり限られているという固定観念のせいで丸いパーティを持ち込んだ結果、現在進行形で羽化してきた捕食者に食い物にされるという衝撃的な体験が得られました


環境定義は潮吹き≒ダークホール、次いで爆発という認識は遅れており、潮吹き≧爆発>>ダークホールくらいなのかもしれません 

今回のチャレンジは憧れのRayのグラクレセにちょいテクなホウオウルンパを添えて未熟者の癖に玄人振るという背伸びまでが限界だったので、次の機会までに4thGSのより深き部分まで検討を重ねられればと思います


本件について見落としている4thGSの大前提や周知の事実、理論に大きすぎる穴がある場合、お手数ですが御教示頂けますと助かります
元レポートと併せて目を通して頂きありがとうございました